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2010年1月2日に公開しました、第2PT第9話です。
念を押しますが『2010年』の1月2日の公開分です。
今年も第2PTが新年予定になっていますがただの偶然です。

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6人はゆづきの許婚がいるというタカチホに向けてその長い道のりを駆け足で駆け抜けていった。
拭えぬ過去の道からトコヨへ、そして炎熱櫓にたどり着いたパーティーはここで手痛い歓迎を受けることとなる。

ダイ「うわああ!」

ナーシャ「ダイ! ……だめね、気を失ってる。」

ロビン「またか……」

ヒルター「仕方がないとはいえ、こうも何度もだと、な。」

ナーシャ「ねぇ、ダイのHPの低さ、何とかならない? 全回復状態でも噴出口からマグマが出てくるだけで倒れちゃうような状態じゃまずいでしょ……」

あっちゃん「それだけは種族補正だからね~ いっそ戦士にでも転科させてみる? きっとどっとあがるわよ~?」

リュー「……あがったところで、今度は攻撃ができないでしょう……武器がないんだから。」

ロビン「そうやって考えると案外ナーシャってHP高くなったよな。これぐらいなら平気だろ?」

ナーシャ「まあね……」

あっちゃん「たまに後ろ攻撃する連中いるけどナーシャちゃんってそういう連中の攻撃、しっかり避けてるし~ 生存率がいいのよね~」

リュー「回復役が2人いて、しかも片方は生存率が高いっていうのは前衛としては安心して戦っていられるから助かるわ。」

ナーシャ「別にあんた達のために生き残ってるわけじゃないけどね……」

ロビン「しかし確かに。いちいちこれで帰ってたら費用も馬鹿に……そうだ!」

ナーシャ「どうしたのよ。」

ロビン「さっき俺が命がけでとったこの空手着!」

ヒルター「……確かに命がけで開けていたようだが結局毒のガスで全員食らったはずだが?」

ナーシャ「ワタシがリフレッシュ覚えてなかったらどうする気だったのよ……どくけしなかったのよ?」

ロビン「それは言わない! ……これ、ユニーク効果ついててHPが+41なんだよ。」

ナーシャ「……ねえ、それでも足りなくない?」

ロビン「だけどないよりましだろ? 本当ならヒルター当たりがいいんだろうが……」

ヒルター「ダイのHPが少なすぎる以上、そういった防具は全てダイに集めるのが無難だな。それはダイに回してやってくれ。」

ナーシャ「そうね……はぁ、リフレッシュで戦闘不能も直ればいいのに……」

リュー「そこまで直ったらバランス崩れちゃうでしょうが……」


おまけ
ナーシャ「そもそも戦闘不能直せる魔法がどうして竜騎士にあってツンデレにはないのよ。」

リュー「そ、それは……」

ナーシャ「そもそも竜騎士ってずるいじゃない。回復は使えるわ、戦闘補助でも使いやすい心眼覚えるわ……」

リュー「え、えーっと……」

ナーシャ「エルフ見てみなさいよ、精霊使いしょぼいわよ? 精霊魔法使うぐらいなら最強の攻撃魔法系のほうが使いやすいし、魔法壁召還覚えるって言ってもメインにおかないと使えないし倍加魔法も覚えない。クズよクズ。あ、リューに対して言ってるわけじゃないわよ?」

リュー「ならなんでアタシがいる状況でそれを言うのよ……!」

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