今回は弄った部分がほとんどありません。
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歓迎の森第3層の残虐ピクシーに苦戦するパーティー。
ショーゴ「ま、まずい……!」
ユッキー「チッ、数が多くて回復が間に合わん。ダクネスガンを撃つ、ヨシ、お前はその間にショーゴにヒールだ。」
ヨシマーサ「ま、間に合いますかね?」
ユッキー「願うしかない。」
ブレーミー「正直、ボクもシアンも限界近いよ……! 先に数を減らしてもらえるのはありがたいかも!」
シアン「ショーゴ、持ちこたえろよ!?」
ショーゴ「持ちこたえろって、防御してもこれじゃあ……うわあああ!!」
ブレーミー「えっ!? ショーゴ!!」
シアン「なんだと!?」
ヨシマーサ「す、すまん! 間に合わんかった!」
ニーナ「とにかく今は、早く殲滅を!」
ブレーミー「ショーゴ! ショーゴって!!」
シアン「だめだ、完全に伸びてる。」
ニーナ「こういうときはいったいどうすればいいのでしょうか。」
ブレーミー「ああ、ニーナさんはあまり外に出ませんからね……こうやって戦闘不能になってしまったら学院なり中継地なりで治療してもらわないと復活しません。」
ユッキー「仕方がない……学院に帰る途中だ。寄り道せずにさっさと連れて帰るぞ。」
ニーナ「ローズガーデンの方が近いですし戻った方が……」
ブレーミー・シアン「ショーゴのために戻る体力がもったいない」
ニーナ「このパーティーにおけるショーゴさんの扱いって……」
ヨシマーサ「中途半端なんだよな、ショーゴ。」
ユッキー「いうなヨシ……ヒューマンの普通科ほど中途半端な能力はないんだから。」
ニーナ「物理も魔法もなんて欲張りですからそれくらいのリスクは……」
シアン「どっちつかずはいけないって。素早く切り込むとか、能力ってのはかみ合ってこそだろ?」
ブレーミー「シアンにしてはいいこというね。相手の能力を素早くチェック! とかね。中途半端は何でもできそうに見えて何にもできないから。」
ニーナ「……ショーゴさん、このまま起きなくてもいいみたいに……」
ブレーミー「え? 起きてもらいますよ? だって、盾が足りないじゃないですか。」
ユッキー「確かにブレーミーは避けるしシアンは盗賊なのに意外とタフだから何とか切り抜けれそうではあるが……2人だけなのも不安だものな。いないより、ましだ。」
ヨシマーサ「こいつ地味にヒール使えるし。MP貯金箱としてはいいよな。」
ニーナ(ああ、ショーゴさん。貴方をパーティーに引き入れてしまってごめんなさい……!)
おまけ
シアン「そういや、ショーゴが倒れた最後の一撃だけどさ。あれ、ブレーミー狙ってなかったか?」
ブレーミー「ボクが避けたらその先にたまたまショーゴがいるたんだよ。嫌だな、人聞きの悪い。」
シアン「……本当に、本当か?」
ブレーミー「ボクもそこまでオニじゃないよ? シアンは何かボクのことを誤解しているようだね?」
シアン「……悪かった、本当に疑って悪かった! だから近づいてくんな……くんじゃねぇ!!」
その後シアンは笑顔のブレーミーにスクール水着を着せられてしまったという。
しかも女物の。ニーナが引いたのは言うまでもない。
ブレーミー「こっちの方が、普通の制服より性能いいから我慢しなって。シアンのためだよ? ほら、疑って悪かったって思うならずっと着ててよ?」
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